「ブログを書こうと思ってパソコンを開いたのに、書き出しから困ってしまう」
「書き始めてはみたものの、途中で何を書けばいいのかわからなくなる」
「一応最後まで書けたけれど、本当にこれを公開していいのか自信が持てない」
ブログが思うように書けないと、
つい「自分には文章の才能がないのかもしれない」と落ち込んでしまいますよね。
かつての私も、まったく同じでした。
会社員時代は仕事のレポートや資料作成も普通にこなしていたため、
「ブログだってそれなりに書けるだろう」とタカをくくっていたところがありました。
ところが、いざ実際にやってみると全く書けなかった。
仕事の文章には、あらかじめ「何を書くか(材料)」が決まっています。
方向性を確認したり、判断してくれる人もいます。
しかしブログは、何をどんなふうに書くか等、すべて自分で決めなければなりません。
つまり、「文章そのものが書けない」というより、
ブログ記事特有の書き方がわかっていない、ことがほとんどなのです。
この記事では、ブログ記事が書けなくなる原因を8つに分けて整理しました。
最初から全部を直そうとする必要はありません。
まずは「自分が今、どの段階で止まっているのか」を見つめ直す手がかりにしてみてください。
ブログ記事が書けない=文才がない、ではない
最初にお伝えしたいのは、
記事が書けないからといって「文才がない」と諦める必要はまったくない、ということです。
少なくとも過去の私自身を振り返ってみると、文章力そのものというより、
次のような部分で膨大な時間を浪費していました。
- 何を書くのか(ゴール)が決まっていない
- どんな順番で伝えるのか(構成)が決まっていない
- どこまで書けば完成なのか(基準)が決まっていない
文章の表現力を磨くことも大切ですが、
その前に「自分は何につまづいているのだろう?」と確認してみるほうが、
ずっと早く解決に向かうことがあります。
まず確認。あなたはどこで止まっていますか?
一口に「書けない」と言っても、そのすまづきポイントは人によって様々です。
まずはご自身の状態と照らし合わせてみてください。
- 書き始める前から困っている(何も書き出せない)
-
「そもそも何を書けばいいかわからない」
「テーマはあるのに、記事にするほどのネタが浮かばない」。
この場合は情報やネタの不足、あるいは読者像が定まっていないことが考えられます。 - 最初は書けるのに、途中で止まる
-
「書き進めるうちに話がどんどん脱線していく」
「結局何を説明しているのかわからなくなってきた」。
これは文章力というよりも、構成作りに原因があるケースがほとんどです。 - 書いては消しての繰り返しで進まない
-
数行書いては「もっといい言い回しがあるのでは?」と消し、また書いては直す。
このループにハマっているなら、最初から完璧を求めすぎているのかもしれません。 - 商品紹介になると急に手が止まる
-
普段の記事は書けるのに、アフィリエイトリンクを貼ろうとすると急に筆が重くなる。
「売り込みっぽく見えたら嫌だな」という心理的な抵抗から、
言葉を選びすぎてしまっているかもしれません。 - 書き終わったのに公開できない
-
記事は完成しているのに、
「本当にこれで大丈夫かな」「もっと直せる部分があるんじゃないか」
と躊躇してしまう。
これは、自分の中に明確な「完成の基準」がないことが原因です。 - 勉強ばかりして記事を書いていない
-
本を読み、YouTubeを見て、別のノウハウを探し回る。
知識は増えているのに記事数は一向に増えない。
そんなあなたに必要なのは、新しいノウハウではなく「一度手を動かしてみること」かもしれません。
ブログ記事が書けなくなる8つの原因
ここからは、書けなくなってしまう8つの根本的な原因と、
その具体的な対処法について掘り下げていきます。
1.そもそも書くための情報が足りない
単純なことですが、意外と多いのが「情報のインプット不足」です。
当たり前のようで軽く考えてしまいがちですが、知らないことや曖昧なことは文章にできません。
たとえば、使ったこともない商品について、
特徴や世間の評判もよく調べないまま詳しい記事を書こうとしても、
途中で材料が尽きて手が止まるのは当然です。
この場合は無理に文章をひねり出そうとしないでください。
「読者は何を知りたがっているのか」を先に書き出し、
その疑問に答えるために必要な情報だけをピンポイントで調べてみてください。
ただし、調べ始めると際限なく時間が過ぎてしまう方は注意が必要です。
それは後述する「ノウハウ過多」に陥っている可能性があります。
2.記事の構成を決めずに本文を書き始めている
以前の私は、タイトルを決めたらすぐに本文を書き始めていました。
最初の数百文字は勢いで書けるのですが、
途中から「次は何を書けばいいんだっけ?」と迷子になってしまうのです。
そして話を足したり削ったりしているうちに、
全体がとっ散らかって収拾がつかなくなっていました。
もし同じ経験があるなら、本文を書き始める前に以下の3点だけでもメモしてみてください。
- この記事は誰に向けて書くのか
- 読者に何を知って持ち帰ってもらうのか
- どのような順番で伝えれば一番わかりやすいか
この「骨組み(設計図)」をあらかじめ用意しておくだけで、執筆スピードと迷いは劇的に変わります。
3.最初から100点の記事を書こうとして、執筆が進まない
せっかく時間をかけて公開する以上、誰にとっても完璧な記事にしたいと思うのは当然です。
誤字脱字を防ぎたいですし、間違った情報を発信したくないという気持ちもよくわかります。
ですが、「最初から1発で100点の記事を仕上げようとする」と、
むしろ書けなくなってしまいます。
文章を書いては表現を何回も推敲し、装飾を考え、SEOを気にし、画像まで作成する……。
だんだん頭の中がとっちらかり、自信もなくしていき、書けなくなっていきます。
まずは不格好でもいいので「最後まで一通り書き切る」。その後に「見直して整える」。
事実関係が間違っていないかどうかだけは確認し直す。
そしたら思い切って公開する。
このように作業の工程を分けるだけでも、執筆の負担はずいぶん軽くなりますよ。
そして、数日おいてから、また見直して、気になるところを書き直していけばいいのです。
4.誰に向けて書いているのか決まっていない
同じテーマを扱う場合でも、「誰に伝えるか」によって書くべき内容は180度変わります。
たとえば「ブログの始め方」というテーマでも、
「これから初めてWordPressを立ち上げる人」と
「すでに50記事書いていて伸び悩んでいる人」とでは、
求めている情報が全く違いますよね。
書いている途中で、
「あれも書いたほうが親切かも」「これも入れておこう」と足していくうちに、
焦点がぼやけて誰向けの記事なのかわからなくなってしまうことがあります。
そんなときは、
「目の前の人はどんな悩みを抱えているのか」
を一度言葉にしてみてください。
そして、その目の前にいるたった一人のために書く、ということを意識してみてください。
「すべての人に役立つ記事」を目指すのをやめるだけでも、書くべき内容はぐっと絞り込めます。
5.「商品を売らなきゃ」と考えすぎている
アフィリエイト記事を書こうとするとどうも文章が書きにくくなってしまうなら。
「売る」ということを重く考えすぎてしまっているかもしれません。
実は、かつての私は、「商品紹介=読者を説得して買わせること」だと思い込んでいました。
だからこそ、説得しなきゃということばかり考えてしまっていました。
また、デメリットを書けば売れなくなる気がして。
いつしか身動きが取れなくなっていたのです。
ですが、買うかどうかを最終的に決めるのは読者自身です。
私たちがやるべきなのは、無理に買わせることではなく、
「その人が後悔のない判断をするために必要な材料を、正直に過不足なく並べてあげること」。
そう考え直してから、売り込みに対する罪悪感や重荷はずいぶんと軽くなりました。
6.公開していい基準を決めていない
記事は一応、最後まで書けている。それなのに公開ボタンを押せない。
「この情報量で足りるのかな」
「もっと詳しく書いたほうがいい?」
「画像も追加したほうがいいかも」
こんなふうに迷い続けるなら、文章力ではなく「公開の基準」が決まっていないのかもしれません。
3つ目の「最初から100点の記事を書こうとしている」と似ていますが、少し違います。
100点を目指す人は、書いている途中で何度も直してしまいます。
一方こちらは、記事そのものは書き終えているのに、
「何を満たせば公開していいのか」がわからない状態です。
ブログには、「3,000文字書いたら完成」「画像を5枚入れたら完成」といった共通の正解はありません。
だから私は、自分なりの公開基準を決めています。
- 事実関係に大きな間違いがない
- 検索してきた人の主な疑問に答えている
- 最低限、読める順番になっている
この3つを満たしていれば、いったん公開する。
細かな言い回しや装飾は、あとから直せばいいと考えています。
大切なのは「完璧かどうか」ではなく、
「公開してよい条件を満たしているか」で判断することです。
自分なりの完成基準をどう決めるかは、こちらの記事で詳しくまとめています。
7.新しいノウハウを集めすぎている
これは、過去の私自身に一番強く言い聞かせたいことでもあります。
記事がうまく書けない。だからネットで解決策を調べる。
すると新しいテクニックが見つかり、さらに別のノウハウも気になってくる。
「もっと良い方法があるのでは」と探し回っているうちに、
結局1文字も書けないまま一日が終わってしまう……。
勉強熱心なのは素晴らしいことですが、
知識を集めること自体が目的になってしまっては本末転倒です。
まずは、
「今すでに知っている知識だけで、不格好でもいいから最後まで書き切れるか」
を試してみてください。
その上で、どうしても足りない部分が出てきたときに初めて調べる。
この順番を意識するだけでも、無駄な遠回りを防ぐことができます。
8.単純に疲れている
最後はとてもシンプルですが、現実問題として非常に大切です。
日中しっかり仕事をして、家事や身の回りのことをこなし、夜になってからブログに向かう。
40を過ぎると、体力も気力も20代の頃のようにはいきませんよね。
「気合いを入れて毎日深夜まで何時間も書く」なんて、どだい無理な話です。
頭が回らないほど疲れている日に無理やりパソコンを開いて、
「今日も書けなかった……」と自分を責める必要はありません。
今日は見出しの構成だけ考える。今日は事実確認のメモだけ残す。
あるいは、今日は思い切って何もしないで早く寝る。
そんな日があっても、ブログは逃げません。
テクニックやスキルの問題ではなく、
ただ身体が休息を求めているなら、しっかり休むことも立派な対処法の一つです。
すべてを一度に解決しようとしなくていい
ここまで8つの原因を挙げてきましたが、
すべてを一度に解決しようと気合を入れる必要はありません。
「あ、自分はこれに当てはまっているかも」と思えるものが1つ見つかれば、それだけで十分な前進です。
- 構成で止まるなら、まずは構成の作り方だけを意識してみる
- 公開に迷うなら、自分なりの「及第点の基準」を決めてみる
- インプットばかりしてしまうなら、一度ブラウザを閉じて手を動かしてみる
一度にすべてを完璧にこなそうとすると、また別のノウハウを探す旅に出てしまいます。
まずは、今一番つまずいているポイントから一つずつ、
肩の力を抜いて解きほぐしていきましょう。
記事を書く一連の流れを、まとめて身につけたいなら
ここまでお話ししてきた内容は、それぞれネットや書籍を使って独学で調べることも十分に可能です。
当サイトでも、構成の作り方や完成基準についての解説記事を用意しています。
ですから、ピンポイントの悩みだけを解消したい方が、
わざわざ有料の教材などを購入する必要はないと思います。
一方で、私自身がそうだったのですが、
無料の情報をあちこちからかき集め続けた結果、
「断片的なノウハウはわかったけれど、結局最初から最後までどんな手順で進めればいいの?」と、
全体像が見えずに長いあいだ書けなくなってしまった経験があります。
そんな時に私を暗闇から救い出してくれたのが、
「才ゼロ(文才ゼロから始めるWeb記事執筆術)」という教材でした。
ネタ探しから構成の組み立て、執筆手順、押し売りにならない商品紹介、
そして推敲・見直しまで、Web記事を完成させる一連の流れを体系的に学べる内容になっています。
私にとって特に大きかったのは、小手先の文章テクニックではない、
一生ものとなるかもしれない確かな土台が手に入ったことでした。
決して安い買い物ではありませんが、
「自己流の限界を抜け出して、一度基礎から体系的に学び直したい」と感じたときに、
選択肢の一つとして、ぜひ検討してみてくださいね。
まとめ
ブログ記事が書けなくなってしまう原因は、決して「文才がないから」ではありません。
- 書くための情報や材料が足りていない
- 事前の構成(設計図)が決まっていない
- 最初から100点を目指しすぎている
- 誰に向けて書くのかが定まっていない
- 商品を売ることに強い心理的抵抗がある
- 自分なりの完成基準が決まっていない
- ノウハウばかりを集めて頭でっかちになっている
- 単純に日々の疲れが溜まっている
「書けない」という症状は同じでも、原因が違えば必要な対処法も異なります。
だからこそ、まずはどのポイントで足踏みしているかを見極めてみてください。
原因がわかれば、あとはその部分を一つずつ整えていくだけです。
私もずいぶん遠回りをしてきましたが、
焦らず自分のペースで進めていくのが、結局は一番の近道だと思いますよ。

