完璧主義でブログ記事を公開できない?最初から100点を目指さなくていい。

「ブログは60点で出していい」と言われても、公開ボタンを前にすると手が止まる。

例えば、間違った情報を書いて批判されないかと不安になり、
何度もプレビュー画面を確認したあと、下書きのまま閉じていませんか?
あるいは、文章ではなく、見栄えを気にしてしまい、閉じたりしていませんか?

この記事では、そんな「失敗するのが怖い」という完璧主義から抜け出し、
迷わずに記事を世に出せるようになるための具体的な「公開基準」をお伝えします。

あなたに知ってほしいのは、Web記事に「100点の正解」はない、ということです。

「事実確認・読者の疑問への回答・最低限の構成」という3つの安全地帯さえ守れば、
文字の装飾などはアクセスが来てから何度でも直せます。

この記事を読めば、肩の力を抜いて、
今日からためらわずに「公開」ボタンを押せるようになりますよ。

目次

なぜ「60点で出せ」と言われてもブログ記事を公開できないのか?

「ブログは60点または70点の出来で公開していい」。

ネットや本で何度も目にする言葉ですよね。

それなのに。
頭では理解しているつもりでも、いざWordPressの「公開」ボタンを前にすると、
マウスを握る手に変な力が入って押せない。

そんな経験はないでしょうか。
なぜ私たちは、未完成のまま世に出すことにこれほどブレーキがかかるのか。

まずはその正体から紐解いていきます。

「適当に妥協して失敗する」のが怖いのは自然な防衛本能

例えば会社員時代、上司に提出する資料を「60点」で出したときのことを思い出してみてください。

突き返されて大きなため息をつかれたり、
ミスを指摘されて冷や汗が背中を伝ったりした記憶がよみがえりませんか?

私たちは長年、
「不完全なものを出すと怒られる、自分の評価が下がる」
という環境で生きてきました。

だから、ブログ記事を60点で出すことに抵抗を感じるのは、
決してあなたの意志が弱いからではありません。

誰かに叩かれるんじゃないか。
もしかしたらこの情報は間違っているんじゃないか。
自分の記事で誰かに迷惑をかけたらどうしよう。

その結果、せっかく見つけた「ブログという自分の居場所」が壊れてしまうんじゃないか。

こういった不安に、無意識にせよ、襲われてしまうからです。
でもこれは、ごく当然の自己防衛本能なのです。

私自身、最初の頃は画面を何度も上下にスクロールしては誤字を探し。
公開ボタンは明日押そう、なんて先延ばしにしてしまうということが何度もありました。

妥協して痛い目を見るくらいなら、いっそ出さない方がマシ。

そうやって無意識のうちに自分を守っているんですよね。

Web記事にはそもそも「100点の完成形」が存在しない

本や雑誌のような紙の媒体なら、印刷所にデータを渡した時点で「完成」です。
あるいは、会社の仕事ならば、60点なんてまずは許されないでしょう。

しかし、Web上の記事には終わりがありません。
(あなたはマスコミメディアや官僚の人ではないのですから)

公開したあとに検索順位を見てタイトルを削ったり、
読者の滞在時間が短いからと見出しの順番を入れ替えたり。

常に形を変え続ける生き物のようなものです。

それなのに「100点になるまで出さない」と決めてしまうと、
永遠に終わらないパズルを組み続けることになります。

ピースが足りないのか、そもそも違う絵柄を作ろうとしているのかすら、
自分一人では判断がつきません。

正解がないWebの世界で100点を目指すのは、幻を追いかけるようなもの。

まずはこの「完璧な状態など存在しない」という事実を受け入れることが、
プレッシャーを手放し、マウスを握る手の力を抜く第一歩になります。

蛇足にはなりますが。
会社の仕事の場合、60点の時点で一旦上司に目を通してもらうというワンクッションを入れるのが一番いいです。
(もちろん、締切までには余裕を持たせてください)
方向性が合っているか。全体の構成には問題ないか等のチェックは先にしてもらうのです。
そういったワンクッションを入れずに、締切日に60点の出来でいきなり出すというのはNGです。それは怒られます…。

完璧主義を抜け出すための「絶対に守るべき3つの公開基準」

正解がないと言われても、何の基準も持たずに見知らぬ海へ飛び込むのは怖すぎますよね。
そこで、「ここだけは死守する」という最低限の安全マットを用意しました。

言い回しや文字の装飾に悩む前に、以下の3つの条件さえクリアしていれば、
一旦「公開」ボタンを押してしまって大丈夫です。

スムーズに記事を書き上げる3つの対処法

基準1:事実確認(誤った情報で読者に不利益を与えないか)

文章が少々ぎこちなくても、絶対に妥協してはいけないのがここです。

例えば、商品の価格やスペック、公式のキャンペーン期間などを間違えて伝えてしまうと、
画面の向こうの読者に直接的な実害を与えてしまいます。

私自身、以前に古い情報のまま記事をアップしかけて、
公開直前に気づいてサッと血の気が引いたことがありました。

会計の仕事をしていたときもそうでしたが、
数字やルールの明確な間違いは誰かの信用を大きく損なってしまいます。

嘘やデタラメを書いて誰かを騙すような真似だけはしない。
引用元のリンクを一つずつクリックして、最新の公式ページと自分の画面を見比べながら指差し確認する。

この事実の裏付けが取れていれば、記事としての最低限の責任は果たせています。

基準2:読者の疑問への回答(検索意図から逃げていないか)

読者がわざわざ検索窓にキーワードを打ち込んで訪れるのは、
美しい日本語や綺麗なサイトを堪能したいからではなく、
自分の抱えるモヤモヤを解消したいからです。

「この記事は、読者の『なぜ?』や『どうすればいい?』に真っ直ぐ答えているか?」
を自問してみてください。

気がつくと自分が語りたい体験談ばかりが膨らんで、
肝心の解決策が最後の一行だけ……なんてことになっていないでしょうか。

そうして必死に文章を書き進めると、
今度は「〜です。〜です。」と語尾が連続してしまったり、
表現の単調さが気になったりして手が止まってしまうことがあります。

ですが、何よりも大切なのは「読者が求める答えがしっかりと提示されているか」です。

多少の語尾の単調さは、アクセスが来てから落ち着いて見直せば十分に修正できます。

まずは完璧な文章を目指すことよりも、
読者が答えにたどり着ける状態を作ることを最優先にしましょう。

基準3:最低限の構成(見出しと結論が論理的に繋がっているか)

最後に確認するのは、記事の骨組みです。

本文を飛ばしてH2の見出しだけを上から順に目で追っていったとき、
話が脱線せずに最終的な結論(ゴール)まで真っ直ぐ歩いていけるかを確認します。

家づくりで例えるなら、壁紙の柄やカーテンの色に悩む前に、
太い柱が傾いていないか、床が傾いていないかを見る作業ですね。

見出しと結論の筋さえ通っていれば、後からどれだけでも表現の肉付けや修正が効きます。
カーテンを買い替えることはできても、床の傾きを直ぐには直してもらえないのと同じように。 

逆に、記事の骨組みが崩れていると読者は途中で迷子になります。
どれほどきれいな言葉を並べても、最後まで読まれずに離脱されてしまいます。

「悩みの提示 → 解決策 → 具体的な手順」というような太い骨格さえブレていなければ、
胸を張って世に出して大丈夫です。

「後から直せる」を強みに変える記事執筆の進め方

3つの公開基準がわかったところで、
次は「どうやって書けば途中で立ち止まらずに済むのか」という具体的な進め方をお話しします。

Web記事の最大の武器である「公開後に何度でも書き直せる」という特権を、
最大限に使い倒していきましょう。

最初は「骨組み(記事構成)」の作成に全力を注ぐ

真っ白なWordPressの投稿画面を開き、書いては消し…を繰り返していると、
あっという間に時間が溶けていきます。

昔の私がまさにそうで、最初の1行目を書いては消し、
書いては消しを繰り返しては勝手に疲弊していました。

これを防ぐには、いきなり本文を書き始めず、
まずは「大見出し(H2)と小見出し(H3)だけ」を
バーッと画面に打ち込んでしまうのが一番です。

会社員時代の資料作りを思い出してみてください。

「こんな流れでまとめます」と構成をまずは作って上司の合意を取っておかないと、
後から「そもそも前提が違う」とちゃぶ台をひっくり返されることがありますよね。

ブログも同じです。
骨組みさえカチッと固めておけば、
あとはその枠の中に必要な情報をポイポイと投げ込んでいくだけ。

途中で「あれ、結局何が言いたいんだっけ?」と迷子になって頭を抱えることがなくなります。

完璧な装飾や推敲は、アクセスが来てから肉付けしていい

見出しと本文がざっくり埋まり、先ほどの「3つの基準」を満たしたなら、
もう「公開」ボタン押してしまって大丈夫です。

文字の背景を黄色いマーカーで塗ったり、重要なところに赤線を引いたり、
フリー素材サイトでイメージに合う画像を1時間かけて探したりするのは、後回しです。

恥ずかしい話ですが、私は以前、
何日もかけて文字装飾や吹き出しを完璧に作り込んだ記事を意気揚々と公開し、
1ヶ月後にアクセス解析の画面を開いて、「閲覧数(PV):0」という数字を突きつけられ、
しばらく画面の前でフリーズした経験があります。

誰も歩いていない無人島で、一生懸命にお店の看板を磨き続けていたようなものです。

だから、装飾や細かい言葉尻といったことの推敲は、
検索エンジンに登録されて「誰かがこの記事をクリックしてくれた」という足跡を確認してからで十分間に合います。

アクセスが来て初めて、
その記事をピカピカに磨き上げる価値が生まれるのだと割り切ってみてください。

記事公開で迷わないために「自分なりの型」を手に入れる

ここまで「60点で公開するための基準」をお伝えしてきましたが、
毎回ゼロから自分の頭だけで構成を練り、基準を満たしているかチェックするのは、やはりエネルギーが要ります。

毎回迷わずスムーズに手を動かすためには、
自分の中にブレない「型(執筆のルール)」を持っておくのが一番の近道です。

基準がない状態での執筆は、ゴールのないマラソンと同じ

ブログを始めたばかりの頃の私は、
まさにゴールの見えないマラソンコースを一人で走り続けているようなものでした。

検索上位にある成功者のブログをいくつもタブで開き、
「この言い回しがいいな」「この見出しの順番を真似しよう」と、
見よう見まねでツギハギの文章を作っていました。

でも、出来上がった記事を読み返すと、他人の言葉を借りただけでひどく不自然で。

なのに、どこを直せばいいのか、いつ「完成」と言っていいのかわからず、
深夜の薄暗い部屋でパソコンのモニターを睨みつけたまま、
冷めたお茶をすすってため息ばかりついていました。

ゴールテープ(完成の基準)がどこに張られているのかわからないまま走り続けるのは、
本当に辛いものです。

「これで本当に読者の役に立っているのだろうか?」という疑心暗鬼が足枷となり、
次第にキーボードを叩く指が重くなってしまいます。

私が「記事の公開基準」を持てるようになった実践教材

そんな「書けない・終わらない」ループから私を引っ張り上げてくれたのが、
「文才ゼロから始めるWeb記事執筆術(通称:才ゼロ)」という教材でした。

誤解してほしくないのですが、
「これを読めばいきなりプロ並みの文章が書けて、明日からじゃんじゃん稼げる」
といった魔法の杖ではありません。

私自身、今でも記事を書きながらウンウンと唸ることはあります。

ただ、才ゼロを読み進めていくうち、
「記事を書く前の準備」から「読者の悩みをどう整理し、どう順番に並べるか」という具体的な手順が、
パズルのピースがハマっていくかのように頭の中で繋がっていきました。

「あ、ここまで書けたら、あとは読者に判断を委ねて筆を置いていいんだ」
と腑に落ちて、肩の力がいくばくか抜けたのを覚えています。

例えば「商品を売り込まなくちゃ」というプレッシャーから解放され、
読者が必要としている判断材料を順番に置いていく。

その「型」が自分の中にできたことで、
公開ボタンを前にして何時間もためらい続ける、ということがなくなりました。

もしあなたも昔の私のように、完璧を目指すあまり画面の前でフリーズしてしまっているなら、
一度「自分なりの型」を手に入れるための自己投資を検討してみてもいいかもしれません。

無理に背伸びをせず、等身大のあなたの言葉で読者に届けるためのヒントが、きっと見つかるはずです。

まとめ:まずは「60点の骨組み」を世に出してみよう

記事を公開するのが怖いのは、画面の向こうの読者に誠実でありたい証拠です。

何度もお伝えしたように、Webの世界に「100点の完成形」は存在しません。

  • 事実確認を怠らない
  • 読者の疑問に真っ直ぐ答える
  • 見出しから結論までの筋を通す

この3つの基準さえ踏み外していなければ、
記事としての最低限の責任は果たせています。

文字の背景色で悩んだり、フリー素材サイトでイメージ通りの画像を探し回ったりするのは、
誰かがあなたの記事をクリックしてくれてからで十分間に合います。

ですので、次に記事を書く時、ぜひ試してほしいことが一つあります。

今、あなたの下書き一覧の中で「まだ完璧じゃないから」と
眠っている記事を一つ選んで開いてみてください。

そして、先ほどの「3つの基準」だけをサッと指差し確認したら、
えいやっと「公開」ボタンを押してみましょう。

もし明日になって「やっぱりあそこの言い回しを変えたい!」と焦ったら、
その時にこっそり直せばいいんです。
後から何度でもやり直せるのが、Web記事の最大の特権ですから、ね。

肩の力を抜いて、まずは未完成な一歩を踏み出してみませんか。

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