アフィリエイトの売り込みが苦手ならば、無理に「売ろう」とする必要はありません。
記事の役割を「商品を売ること」から「読者に購入の判断材料を渡すこと」へ切り替えれば、押しつけずに商品を紹介できるから。
読者が知りたいのは、メリットだけではありません。デメリットや向いていない人、実際に使って感じたことまで分かれば、自分に必要かどうかを判断しやすくなります。
この記事で扱うのは、売り込みに抵抗を感じる理由と、売り込み感を抑えて書くための3つの視点です。あわせて、文章の基準を体系的に学ぶ選択肢として「才ゼロ」も紹介します。
読み終える頃には、商品を無理に褒めず、煽り言葉も書くことなく、読者の判断を助ける記事の書き方が分かるはずです。
売り込みが苦手な理由
売り込みに抵抗を感じるのは、珍しいことではありません。
読者に誠実でありたい気持ちと、収益を得たい本音がぶつかるからです。
ここからは、抵抗感が生まれる理由を整理します。
収益と誠実さの葛藤
収益を得たいと思うこと自体は、悪くありません。むしろ、その気持ちは大事です。(日本では、そういうのを公言してはいけないみたいなのがまだまだありますが…)
問題なのは、売ることを優先しすぎることで読者に必要な情報が抜け落ちてしまいがち、なことでしょう。
私も以前は、真っ白な画面を開いたまま、点滅するカーソルを何時間も見つめていました。
読者の悩みには真剣に答えたい。一方で、サイトを続けるには収益も必要。
だって、満員電車でため息をつく生活には戻りたくないから。一人でパソコンと向き合い、自分のペースで働きたい。
だから、サイトを収入の土台として育てたいと考えていました。
会社を辞めないまま(毎月確実に収入がありますからね)、それでも逃げ道を作るべく、収入源を増やすためにサイトを育てていくのが一番堅実だと思います。ただ、私は色々と限界だったので、そうなる前に会社を辞めました。
しかし、売ることを優先しすぎると、メリットだけを強調した不自然な文章になってしまうんですよね。
書き終えた記事を読み返すたび「これは本当に読者の判断に役立つのか」と悩み。そして、公開ボタンを押せなくなってしまっていました。
このような葛藤を無視せず、読者に必要な情報を考える姿勢を手に入れることが、誠実な記事の出発点となります。
煽りへの強い警戒心と、不快感
売り込みで手が止まるのは、煽りへの警戒心があるからかもしれません。または不快感。
それは、過剰な表現で読者を動かす方法に、自分も加担したくないと感じるからです。
事実、アフィリエイトでは、「誰でも簡単に稼げる」といった言葉で刺激したり、または焦りや不安を煽るような表現をよく見かけますよね。
私も過去に一発逆転を狙い、失敗して、なけなしの貯金を減らした経験があります。だからこそ、「同じような煽り方はせずに、丁寧にやろう」という決心がつきました。
確かに売らなければ収益にならない。でも、ものすごい成功者のように見せたり、断定的な言葉を使ったりする必要はないはずだ、と。
そのような気持ちがありつつも、具体的なやり方がわからずにいた私が辿り着いたのが、「才ゼロ」こと、文才ゼロから始めるWeb記事執筆術という教科書でした。
この中で学んだことの一つが、「判断材料を渡す」ことだったのです。
\ 才ゼロの公式HPへ飛びます/
「商品を売る」と「判断材料を渡す」の違い
売り込みへの葛藤から抜け出すために必要なこと。
それは、記事の目的を「商品を売ること」から「読者に購入の判断材料を渡すこと」へ切り替えることでした。
読者が自分で選ぶための情報を示せば、押しつけずに商品を紹介できるからです。
| 売り込み記事とは? | 判断材料を渡す記事とは? |
|---|---|
| メリットだけを並べる | メリットとデメリットを伝える |
| 全員におすすめする | 向いている人と向いていない人を伝える |
| 購入を急がせる | 読者自身に選んでもらう |
ここでいう判断材料とは、価格、機能、メリット、デメリット、必要な時間や作業量、向いている人・向いていない人など、購入前に比較したい情報のことをいいます。
メリットだけの記事は広告と変わらない
メリットだけを並べた記事。それは広告と変わりないものとなってしまいます。そして、多くの人にはおそらく警戒もされるでしょう。
判断に必要な欠点や条件が見えず、「買わせたいだけではないか」と警戒されるからです。
良いことしか書かれていないレビューを読み、画面の前で冷めたりしていませんか?あえて、マイナスレビューを探したりしたこともありませんか?
私は、たとえばamazonで買い物をする時は、マイナスレビューの方も読んだりしています。その内容にも納得した上で購入します。
結構「あるある」だと思うのですが、いかがでしょう?
そう、だからこそ、逆に良い点(メリット)を書くときは、「誰にとって」「どのような場面で」役立つのかまで具体化していくことが大切になります。そうすることで、誇張せずに価値を伝えられるからです。
買わない理由を教える
デメリットや購入を見送ったほうがよい条件も、具体的に伝えてください。
読者は「自分に合うか」を判断したいので、買わない理由も重要な情報になるからです。
ここでいう「買わない理由」には、使いにくかった点だけでなく、価格、必要な作業時間、前提知識、サポート範囲なども含まれます。
ここでひとつ理解して欲しいのですが、デメリットを書く=商品を否定する、ことではないのです。
デメリットを書くというのは、読者が、自分にとっての合わないかもしれない「何か」を、購入前に確認できるようにすること、なのです。
ただし、根拠のない欠点を加える必要はありません。実際に確認できた事実と自分の体験を分け、料金や返金条件などは公式情報と照合しましょう。
また、本当に「自分にとってデメリットを感じなかった」場合も、無理やり捻り出す必要もありません。自分は感じなかった、というのを正直に書いてみるといいでしょう。
その上で、「もしこういう人だったら、向いていないかも」と想像を働かせるのです。そうして、「向いていない人」まで示せば、読者は自分に必要かどうかを判断しやすくなります。
その結果、商品が本当に必要な人に届きやすくなるでしょう。
売り込み感を出さずに書く3つの視点
売り込み感を減らすには、読者が購入前に確認したい情報から書きます。書き手の都合ではなく、読者の迷いを起点にすることで、より伝わりやすくなるからです。
ここでは、商品を誠実に紹介するための3つの視点を解説します。
1. 購入前の不安を整理する
最初に、あなたが購入する際、直前に感じた不安を思い出して、言葉にしてください。
そして、その不安を先回りして整理すると、読者は自分の状況と商品を照らし合わせやすくなります。
たとえば、読者は購入ボタンを押す前に、次のような不安を抱えます。
- 途中で挫折したらどうしよう。
- 内容が多すぎて使いこなせないかもしれない。
- 購入後に追加費用がかからないだろうか。
このように、不安を書き出したら、それを解決する情報を添えていくのです。必要な学習時間、進め方、追加費用、サポートの有無など。
その際、分からない点については推測で埋めず、「公式情報では確認できない」と明記します。
このように、不安と対処法をセットで示せば、売りつけ感も薄れ、読者も落ち着いて判断できるでしょう。
2. 向かない人を正直に書く
向かない人を明確にすると、記事の信頼性が上がります。
合わない人にまですすめようとしない姿勢が、読者の無駄な出費を防ぐからです。
「誰にでもおすすめ」と書くと、読者は自分向けの商品か判断できません。(本当に万人のために作られた商品もありますが…)
「この目的の人には向きません」「一定の作業時間を確保できない人は活用しにくいでしょう」など、商品に合わない条件を具体的に示してください。
ここまでしたら、せっかく買ってくれたかもしれない人を失って、稼げなくなるのではないか?と一瞬悩むかもしれません。でも、あなたはおそらく、そういう人に買ってもらった場合、後ろめたさも抱えていくことになるだろうと思います。
本当に必要な人に届ける。
そういう気持ちを忘れずにいることが、心を病まずに、長く続けるためのコツでもあります。
3. 実践記録をそのまま置く
(この段落で書くことは、商品の特性にもよります、念のため)
等身大の実践記録は、読者にとって強い判断材料になります。
何を試し、どう変わり、どこで困ったのか。
こういうのは、抽象的な感想よりもずっと自分に置き換えやすいものだからです。
実践記録には、次の項目を入れると伝わりやすくなります。
- 使用した期間と頻度
- 実際に行ったこと
- 変化した点
- 難しかった点
- 現時点では判断できない点
たとえば、「構成で迷う時間が減りました」「ただ、この部分は難しくて使えませんでした」のように、良かった点と使いにくかった点を並べます。
うまくいったことだけでなく、うまくいかなかったことも記録してください。分からないことは分からないと書くほうが、体験の範囲が明確になります。
大きな成功談を作る必要はありません。悩みながら試した過程と結果を淡々と共有することが、読者の判断を助けます。
誠実さを守りながらサイトを育てる方法
誠実さを守りながらもサイトを育てていくことで、長期的な信頼を獲得できるようになります。
読者に合わない商品まで勧めると、一度売れても、サイト全体の信用を損なうおそれがあるからです。
自分人生を楽しむための土台としてサイトを育たいと思うならば、目先の利益だけを追わないことが重要です。
なお、誠実な記事を積み上げても、成果がすぐに出るとは限りません。最終的にはそれでも、読者に継続して選ばれるサイトの土台になるでしょう。
そして、あなた自身も後ろめたさから精神的に疲弊したり病んだりせずにすみます。
中には、とにかく稼げればいいという感じで、売り抜けてはサイトを潰し、また新たなアフィリエイトサイトを立ち上げて、読者を煽って売り抜ける、という人もいます。あなたにそれができる・後ろめたさも感じることはないというのなら、やってみるのもアリでしょう。
でも、この記事に辿り着いたあなたは、おそらく違うのだと思います。だからこそ、後ろめたさを感じずに、堂々とアフィリエイトをしていくためにも、誠実であり続けてほしいと思います。
才ゼロという、記事の手順を学ぶ選択肢
そうはいっても、どう書けばいいのか?と手が止まることもありますよね。
これもまた、執筆手順として学ぶことができるものです。
私も売り込み感に抵抗があり、記事を書くたびに手が止まっていました。そこで知ったのが、「才ゼロ」という教材です。
これは、一発逆転の方法ではなく、誠実に商品を紹介するための読者心理と執筆手順を体系的に学ぶ教材でした。そしてこれは、一種のコロンブスの卵でもあったように思います。でも独学だとなかなか辿り着けないんですよね。
独学であれこれ試してみるも書き方が定まらない。やはり手順を体系的に学びたい。そう思うなら、あなたにとって、才ゼロは有力な選択肢の一つです。
まとめ
商品紹介で手が止まるのは、決してあなたに才能がないからではありません。
不誠実な方法で利益を得たくないという、あなたの誠実さがブレーキをかけているからです。
その誠実さを捨てた文章を書く必要はありません。
ぜひ、記事の目的を「売ること」から「判断材料を渡すこと」へ切り替えてください。
具体的には、次の3点を意識してみてください。
- 購入前に抱える不安を整理する
- 商品が向いていない人を正直に伝える
- 無理に褒めず、等身大の実践記録を示す
都合の悪い情報も隠さずに示す姿勢は、誇張表現に疲れた読者の安心材料になるでしょう。読者が「この情報なら判断に使える」と感じれば、信頼も積み上がります。
ただ、サイト運営の成果は、すぐに出るとは限りません。しかし、読者を騙さずに積み上げた記事は、長く読まれるサイトの土台になります。
迷って手が止まったときは、「読者が判断するために、何が足りないか」を確認してください。
焦らず、自分のペースで一記事ずつ積み上げていきましょう!
才ゼロについて知りたい人はこちらをぜひ。


