近年、過去に人気の出たドラマのリメイクが空前のブームとなっています。
過去の名作が現代の技術と感性で蘇ることに、
ファンたちは期待と興奮に胸を膨らませていることでしょう。
とはいえ、「リメイクの成功率は低いのでは?」と疑念を抱く声も、当然ながら少なくありません。
ここでは、まさに「なぜこれをリメイクしたのか?」と疑問を感じざるを得ない、
驚愕のリメイク企画をご紹介します。
令和版リメイクブーム:ドラマ史に残る「迷作」が蘇る!
伝説の時代劇がSFに転生⁉『水戸黄門2025:宇宙の裁き』
誰もが知る日本の時代劇『水戸黄門』が、
なんと宇宙を舞台にしたSF作品としてリメイクされることが決定しました。
タイトルは『水戸黄門2025:宇宙の裁き』。
江戸時代の徳川光圀が、タイムトラベルを経て未来の宇宙に降り立ち、
異星人たちの争いを裁いて回るという斬新な設定です。
プロデューサーは「未来の観客にも愛される作品にしたい」と語っていますが、
ネット上では「時代劇の醍醐味はどこへ?」と困惑する声が上がっています。
また、光圀が持つ「印籠」が光るシーンではCG技術が駆使され、
眩しい光が宇宙空間全体を照らすそうです。
しかし、「光りすぎて画面が見えないのでは?」という懸念も拭えません。
恋愛ドラマが社会派に変貌!『東京ラブストーリー2024:ビットコインの恋』
水戸黄門に先駆けてリメイクされたドラマもありました。
それが、1990年代を代表する恋愛ドラマ『東京ラブストーリー』。
これは現代の経済問題を描く社会派ドラマとしてリメイクされました。
タイトルは『東京ラブストーリー2024:ビットコインの恋』。
物語の中心となるのは、ビットコインを巡る恋愛模様です。
主人公は現代のサラリーマン。
彼は仮想通貨のトレードで成功し、経済的に豊かになったものの、
愛する人との関係が希薄になっていくという、
切ないストーリーが展開されました。
しかし、恋愛よりも仮想通貨にばかり焦点を当てた内容だったため、ネット上では
「恋愛ドラマなのに経済の話ばかり」
「仮想通貨の話が難しすぎて恋愛が頭に入ってこない」
という批判も寄せられています。
これに対して制作スタッフは
「愛とお金、どちらを選ぶかという究極の選択を描きたかった」
と弁明しています。
ホラーがファミリー向けに!『リング2024:家族で楽しむホラー』
もう1つ、驚きのリメイクがあります。
ジャパニーズホラーの代名詞とも言える『リング』が、
なんと家族向けのコメディタッチでリメイクされるというのです。
タイトルは『リング2024:家族で楽しむホラー』。
かつての恐怖の象徴であった貞子が、今度は「家族の絆を深めるキャラクター」として登場するのだとか。
本作では、貞子が古びたビデオテープから現れるのではなく、
ある家族のSNSアカウントを突然フォローしてくるという設定になっています。
驚いた家族が次々と彼女をブロックしようとするも、それに対する貞子のアクションがどこか憎めず、
そして貞子をきっかけに家族の絆が深まるという、
全く新しいホラー体験が味わえるとのこと。
とはいえ、やはり
「ホラー要素が薄まりすぎている」
「貞子が家族向けキャラになるなんて」
と反発も強く、ファンの間では賛否が分かれています。
しかし、プロデューサーは「新たな視聴者層を開拓するため」と自信満々です。
リメイクの未来はどうなる?
これらのリメイク作品は、過去の名作を現代風に解釈し直す試みとしては大胆であり、
斬新すぎるアプローチとも言えます。
「なぜこれをリメイクしたのか?」という問いがついて回るのも、宣伝の1つになるでしょう。
リメイクがさらなる「迷作」を生むことになるのか、
それとも「新たな名作」を生み出すのか。
今後の展開に注目です。